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神の手のネジマイスター
淺沼広太 イラスト/スドウヒロシ
定価620円(税込)
俺様ネジ男と、ムッツリ眼鏡。
ネジで全てが動く世界。主人公マグナムは天才ネジ技師だ。彼の店にある日、体内にネジを内臓した非常識な少年が現われた。続けて美少女三姉妹もやってきた。そいつらがごちゃごちゃやってると思ったらいきなり店が爆破され、押し問答の末、マグナムの旅が始まった(?)
キュラキュラキュラとキャタピラの音が近づいてくる。
道の真ん中で倒れている僕の手前で、キャタピラ音はぴたりと止んだ。
「ちょっとどいてくんない? 轢いちゃうわよ♪ うりうりッ!」
女の子の声が頭上で響く。彼女は僕の前に回り込むとしゃがんでこちらの顔をのぞき込んできた。カウボーイ……ならぬカウガールといった感じだった。テンガロンハットをかぶり、首にはスカーフを巻いていた。
その腰のガンベルトには、リボルバーではなくオートマチックが二丁ぶら下がっている。
僕がやっとの思いで体を起こすと、背後には戦車が迫っていた。
状況からして……たぶん、おそらくこの戦車が……じっちゃんの店であり僕の家を吹き飛ばしたんだ。
「大丈夫そうね?」
「だ、大丈夫なもんかーーーーーーーーーーーッ!! な、なんてことすんだよッ!! あの店はじっちゃんが生涯かけて築き上げていった宝物なんだぞッ!」
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(C) スドウヒロシ/集英社
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