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マブラヴ 1 EXTRA 運命
北側寒囲 原作:アージュ イラスト/Bou
定価620円(税込)
超王道学園アドベンチャー、待望の小説化!!
高校生・白銀武が目覚めると、そこには美少女の姿が!?「そなたのために私は在るのだ」という世界的財閥の跡取り・冥夜の出現で、幼なじみの純夏との関係にも変化が生まれはじめて…。空前の大ヒットを記録した、超王道学園アドベンチャーゲーム、完全ノベライズ第1弾!!
モノクロ 「今日から皆さんと一緒に勉強することになった、御剣冥夜さんです」
「冥夜だ。以後見知りおくがよい」
 転校生の女の子が、短く挨拶をして深々と頭を下げた。なぜにサムライ言葉?
 武と純夏は顔を合わせて、口をパクパクさせながらガクガクと何度も頷き合う。
 ――間違いない! その顔、その声……朝オレの隣で寝てた女っ!
 クラス中が、黙って冥夜の姿を見つめていた。整いすぎといっても過言ではない顔と、その立ち居振舞いから滲み出る妙な迫力は、武と純夏とは違った意味で、見る者を絶句させるに十分だった。
「席は……そうね。白銀君の隣にしましょう。ちょうど空いてるから」
「は。心得ております」

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マブラヴ 2 EXTRA 友情
北側寒囲 原作:アージュ イラスト/Bou
定価650円(税込)
突きつけられた選択! 純夏? それとも冥夜!?
幼なじみでお隣同士の同級生、白銀武と鑑純夏。二人の間に大財閥の次期当主・御剣冥夜がやってきて、日常は一変。大騒ぎの毎日の中、ともに武への想いを抱く純夏と冥夜にも、友情が芽生える。だが、ある日突然、武に突きつけられた選択。葛藤する純夏と秘密を持つ冥夜、武が選ぶのは!?
モノクロ  バスタオルすら巻いていない純夏が、ざぶんと湯船に飛び込んだ。
「みみみ見たっ!?」
 ぶんぶんぶん。首を振る。
「うそっ!」
 ぶんぶんぶん。それでも首を振る。
 いつものパターンなら、純夏の剛拳が叩き込まれる場面だ。武は、素っ裸で死ぬのはカッコ悪いなとわけのわからない覚悟を決めたが、怒りの拳はいつまでも飛んでこなかった。
 代わりに、頬を赤らめてもじもじと武を見上げる純夏の姿が、そこにあった。
「タケルちゃんなら……いいよ」
「バ、バカ言うなっ!」
「バカじゃないよ……ちゃんと考えてるよ」
「か、か、考えてるって?」
「……鍵もかけたよ?」

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マブラヴ 3 UNLIMITED 戦争
北側寒囲 原作:アージュ イラスト/Bou
定価650円(税込)
誰もオレを知らない世界!?
幼なじみの鑑純夏や財閥次期当主の御剣冥夜たちと、騒がしくも平和な日々を送っていた高校生・白銀武。しかしある朝、武が目覚めると世界はその姿を変えていた。そこは地球外起源種「BETA」と戦争中の平行世界。武はその世界に住む冥夜たちと共に、兵士としての訓練を重ねていく。元の世界に戻れるその日まで、生き延びるために−−。
モノクロ  武は鉄格子にしがみついて、夕呼に助けを求めた。
 心の底から安心した。夢の中で、始めて自分のことを知っている人物に出会ったのだ。
 いや、これが夢であろうがなかろうが、今の武には夕呼の姿が、女神のように映っていた。
 夕呼はあごに手を当てて、じっと武のほうを見ている。
「いくら先生でも、これはちょっとやりすぎですよ。限度ってモノを知らないんだから……」
 武は夕呼の言葉を待った。
 ――ごめんねぇ、白銀。ちょっとしたドッキリのツモリだったんだけど。
 そんな風に笑いながら謝って、夕呼は牢獄の鍵を開けてくれるはずだった。
 そうでなければおかしい。そうであって欲しい。そうでなければ……
「……あなた、あたしを知ってるの?」
 しかし、夕呼は冷たい口調で、そう言った。

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マブラヴ 4 UNLIMITED 敗北
北側寒囲 原作:アージュ イラスト/Bou
定価670円(税込)
そなたの命、私にくれ!!
地球外起源種「BETA」と戦争中の平行世界に突然飛ばさ れてしまった白銀武は、その状況に戸惑いながらも兵士とし て経験をつみ、戦術機の操縦に対して高い適正を見せる。 仲間たちと訓練、任務をこなしていくうち、いつしか武の中 にはこの世界で守りたいものが出来ていく。しかし、世界は 残酷な現実を武の前に突きつける――。
モノクロ 「どうした、タケル?」
 衛士装備を身に纏った冥夜が、胸の前で腕を組み、武を睨み付けた。
「だ、だだだ、だだだっ、だって……」
 言葉を詰まらせながらも、彼女たちの姿から目が離せない。
 彼女たちの衛士装備は、武が着ている男性用のものとは、若干デザインが違っていた。
 薄手の素材が、肌に張り付くようなデザインは同じだ。
 ただし身体の前面――胸から太股の辺りまで――が、半透明なのか、はたまたそう見えるよ うな肌色なのか、まるで、生身を透けて見せているようなデザインになっていた。
 ぴっちりと彼女たちの身体に張り付いたスーツは、乳首の形すら鮮明に浮き立たせている。
 ごくり、と武の喉が鳴った。
「な……なによっ? 何か、おかしなことでもあるのっ?」
 ぷいっ、と顔を逸らせて千鶴が言う。ほんのり頬が赤い。
 よく見ると、千鶴だけではなかった。慧も、壬姫も、美琴も……
 冷静沈着に見える冥夜ですら、どことなく恥ずかしげに頬を赤らめている。

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マブラヴ 5 ALTERNATIVE 再起
北側寒囲 原作/アージュ イラスト/Bou
定価700円(税込)

今度こそ、守るために…未来を変えろ!
「マブラヴ」公式ノベライズ第5弾! ALTERNATIVE突入!!
目が覚めると、そこは見慣れた元の世界の自分の部屋だった…。地球外起源種「BETA」との絶望的な戦いに挑んでいたはずの白銀武は、なぜか再び平行世界に飛ばされた最初の時点に戻ってしまっていた。悲劇的な結末を知るものとして、今度こそ仲間を、そして人類を救うために未来を自らの手で変える決意をする武。しかしいつしか時は武の知らない出来事を刻みはじめる…。
モノクロ 「無礼者! なんですか、そのッ」
武には何が無礼なのかはわからないが、老女は銃を持った武に詰め寄ろうとする。
 その時。
「おやめなさい」
 もう一つの人影が、老女を制止した。
「黒い強化装備は国連軍衛士の証。恐らくこの者は――」
 暗がりからゆっくりと歩いて来た少女の姿に、武は驚愕した。
「め、冥夜ッ!?」
 少女の顔は、御剣冥夜そのものだった。
 ――いや、冥夜……のわけがない。ついさっき、交信したばかりだ。
 少女は「めい……や?」と呟きながら、首を傾げる。
 単に似ているという表現では済まされないほど、そっくりだった。

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マブラヴ 6
北側寒囲 原作/アージュ イラスト/Bou
定価680円(税込)
逃亡の果てにあるものは
「マブラヴ」公式ノベライズ第6弾! 物語はついに佳境へ!!
残酷な世界を、絶望の未来を変えるために、全身全霊を傾けてきた白銀武。しかし、彼に与えられたのは恩師・まりもの死という現実だった。あまりにも理不尽な世界に絶望した武は、ついに並行世界から逃げ出してしまう。元の世界に帰った武は、かすかなずれを感じながらも、幼なじみの純夏のいる世界で平和を享受する。だが、なおも世界は非情な運命を、武に突きつける…!
モノクロ  ざくり、と砂利を踏む音が背後から聞こえた。
「正式な辞令が下ったわ」
 夕呼が振り向く前に、来訪者――神宮司まりもは言葉を投げかけた。
「……と言っても、もう知ってるんでしょう?」
「どこの軍部でも、人事なんて機密性はあって無きが如しだわ」
 婉曲な肯定を口にしつつ、ようやく振り返った夕呼の前には、堅苦しく敬礼を行う、まりもの姿があった。
「別に誰も見てないわよ。いちいち敬礼なんかしなくても」
「だからって、サボるのが癖になると困るのよ。これからは特にね」
 訓練兵は指導教官を見て育つ。
この先、立ち居振る舞いには、これまで以上に気を遣う必要があるだろう。
 まりもは、ここ横浜基地に創設される、国連太平洋方面第十一軍・衛士訓練学校の教導官になるのだから。そのことを夕呼が知らないはずはなかった。
帝国軍からまりもを引き抜き、無理な人事を通したのは――夕呼なのだから。

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マブラヴ 7 ALTERNATIVE 決戦
北側寒囲 原作/アージュ イラスト/Bou
定価700円(税込)
最後の戦い …そして。
「マブラヴ」公式ノベライズ第7弾! 堂々完結!!
ついに地球外起源種「BETA」と人類の最後の戦いが始まる。これまでに倒れていった先人たち、共に絶望的な作戦に挑む、名も知らぬ仲間たち、数多の人々の想いの上に今、決戦へ向かう武。次々と傷つき、その身を使命へと捧げる友たち。しかし、武の歩みは止まることを許されない。そして訪れる最後の時。人類の未来は、武の手に委ねられた…!! ノベライズ版マブラヴ、堂々完結!
モノクロ  その時である。
 A‐01部隊の後方から、緩やかな速度でXG‐70bこと『凄乃皇弐型』が飛来してきた。
 引き寄せられた無数のBETAが取り付こうとするが、『凄乃皇弐型』は一切のBETAを寄せ付けない。それどころか、重光線級のレーザー照射の直撃を食らっても、『凄乃皇弐型』は傷ひとつ付くことなく悠々と飛行していた。
『さあ、始めましょ』
 搭乗している純夏に向けて、夕呼が指示を出した。
『……はい』
 夕呼の短い一言に応えると、純夏はBETAの群れに目を向ける。
 次の瞬間、『凄乃皇弐型』を見上げていた武たちの目が眩むほどの光芒が、辺りを包み込んだ。純夏が荷電粒子砲を発射させたのだ。
 その一撃は、一瞬でハイヴの地表建造物と共に、地上のBETAを焼き尽くした。
『おお――っ!!』
 地響きするほどの破壊音と共に、戦術機の通信回線を通して大きな歓声が上がる。
 その一撃は、人類がBETAに一矢報いた瞬間だった。
 武もその光景を目にして、愕然としていた。

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