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あねもね☆ろわいやる
本田 透 イラスト/相音うしお
定価650円(税込)
世界から集結した姉たちがたった一人の弟を求め、壮絶な争奪戦を開始する――。
姉・イズ・ビューティフル!
姉・イズ・ストロング!!
弟と結ばれることを目指して、黒姉・白姉・ちび姉など、ひと癖もふた癖もある究極の姉たちが集結する! これは女の意地を賭けたバトルロワイヤル。はたして弟の愛を受けられるのはどの姉なのか!? ここに最強の姉小説が開始される!!
モノクロ 「あっ。ダメ。お姉ちゃん、そうじゃなくて。もうちょっとテーブルのほうに近づいて」
「どうしてよ」
「……て、テーブルの上にお姉ちゃんのおっぱいが載っているところが、見たいから」
 言ってしまった。
 美千緒、一世一代のカムアウト……!
 たぶん、この後一生馬鹿にされる。でも後悔はない。ずっと夢にまでみてきたシチュエーションなのだ。
「なにそれ? みっちーって、意外と変態だったのね。世の中にはいろいろなマニアがいると聞いていたけれど、あんたほどヘンなヤツは珍しいんじゃないの?」
 つっけんどんにそう言いつつ、ウテナは目を反らしながら美千緒のリクエストに応えてくれた。
「あ、ありがとうっ!」
 美千緒が今まで想像してきた通りのシチュエーションが、ここに実現した……!
 ウテナのボリュームのある二個のバストが、ぽよん、とテーブルの上に置かれた。まるで買ってきたメロンをテーブルに並べたかのように。
 あの毒舌で凶悪で底意地の悪いウテナお姉ちゃんにこんな変態っぽいことを頼んで、しかも実際にやってもらえるなんて……と美千緒は身震いした。
 美千緒が今まで想像してきた夢のシチュエーションが、ここに実現した!
「あ、ありがとうっ!」
「涙ながらに礼を言われてもキモいだけだから、やめなさい」
「す、すごいよ、お姉ちゃん。どうしてこんなに痩せてるのに、胸だけメロンみたいに大きいんだろう……こんなに近くから見せてもらえるなんて。すごいよ」
「ちょ、ちょっと……は、恥ずかしいから、もう終わりにしてよっ! そんなねえ、痴漢みたいな妙に情熱のこもった視線で舐め回すように見てないで、直接触りなさいよ!」

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あねもね☆ろわいやる 2
本田 透 イラスト/相音うしお
定価620円(税込)
お姉ちゃんアイランドへようこそ!
北斗川町の夏の暑さに耐えかねて、夙川家のプライベートアイランドにやってきた美千緒たち一行。色とりどりの姉水着に誘惑されながらもバカンスを楽しんでいくが、その実、美千緒には密かな計画があった。それは、メガミの施した“人魂交換之術”のキーである藁人形を取り戻すこと。だが、その計画は思わぬ方向に転がっていってしまうのだった――。最強の姉小説、第二弾!!
モノクロ 「……ふふっ。そうよ、覚えてきたじゃない。ベッドの上では、私を罵っていいのよ、みっちー。もっと私を罵って、耳元で汚い言葉を吐いて。ヘタレでダメ弟のみっちーに乱暴に扱われると、胸の底が熱くなって盛り上がっちゃう」
 普段は超がつくドSのウテナだが、なぜか美千緒と二人きりでHなことをする時にだけ、急にMっぽくなる。
「でも俺って、悪口のバリエーションが無いんだよなあ。普段、使わないし。罵られるパターンなら身体で覚えてるんだけど」
「愚図ね。私の反応を見ながら考えなさいよ。私が目を潤ませて背中をぞくっと震えさせたら、言葉責めが効いてるってことだから」
「んじゃ、命令口調でお願いしてみようかな。次は、ディープなキスだよ、お姉ちゃん」
「いまいち命令口調になってないけど、まあいいわ。あんたにしたら上出来」
「ほら、お姉ちゃん。舌を出して。長く伸ばして」
「……ん」
 ウテナが頬を赤らめながら、目を閉じて、猫みたいな細長い舌をぎりぎりまで伸ばしてきた。
 美千緒の鼻先に、舌のさきっちょが、くちゅ、と当たった。

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あねもね☆ろわいやる3
本田 透 イラスト/相音うしお
定価620円(税込)
最強姉軍団バッドシスターズ出動!!
すっかり〈人魂交換之術〉の状況にも慣れてしまい、一段と頼りなさが増してしまった美千緒。そんな情けない態度に業を煮やしたウテナは、過激な誘惑で弟の男らしさを取り戻そうとする。さらに、あの少女が帰国したり、新たな姉も参戦したりしてきて、ますます美千緒の取り巻く環境はもつれにもつれていく――。より刺激的に、より姉度を上げてお送りする最強の姉小説・第三弾!!
モノクロ  ウテナが目を細めながら、美千緒の頭を挟んだふとももを「ぎゅううう」と左右から締めてきた。
「痛い痛い。お姉ちゃん、頭蓋骨が割れる!」
「これは条件付けの修行よ。あんたのエロ視線を私の下半身へと移動させるために必要な特訓なの。スカートの中に頭を入れなさい」
「え、ええっ? そ、そんな……いやらしすぎるよお姉ちゃん。ここは学校で、もうすぐ始業式が……」
「今日から毎朝三十分、私のスカートの中に顔を埋めなさい。女の子の魅力はおっぱいだけじゃないという真実を悟ってあんたが男として覚醒するまでね」
「そ、そんな〜。じょじょじょ女性のかか下半身ってさ、よよよよくは知らないんだけど、なんというかリアルすぎて苦手なんだよ〜。ロマンがないよ。現実的すぎるよ。だって赤ちゃんを産む器官なんだぜ? 俺もこういうところを通ってママのお腹の中から産まれたんだなあ、と思うと萎えるっていうか、荘厳で神聖な気持ちになりこそすれエロ魂を炸裂させるのは難しいっていうか。世間ではそういう男のことをマザコンと呼ぶらしいけど俺はぜんぜん恥じてないね! つまりだね、俺はお姉ちゃんのおっぱいさえあればそれでいいんだ!」
「ああもう、あんたの変態紳士美学はいいから。あんたがよくても私がよくないのよ!」
 もふっ!

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あねもね☆ろわいやる 4
本田 透 イラスト/相音うしお
定価600円(税込)
美千緒、“皇弟”になる!?
とうとうメガミが掛けた〈人魂交換之術〉を打破する作戦を思いついた美千緒。これで晴れて、姉であり恋人でもあるウテナとイチャつけるようになったかと思われたが、山奥の秘境にある温泉に旅行することがきっかけで更なる混迷が御影家の面々に襲いかかる! しかし、この温泉の里こそ、すべての謎を解く場所であった――。
“白泉学園”シリーズ、ついに大団円!
モノクロ 「スキあり! メガミ姉さん、ごめんよっ!」
 と手を伸ばして、メガミの肩からぐいっと巫女服の上着をつかんでズリ下ろした。
 バスタブにはられたお湯の上に、ぼんっ! と飛びだしたメガミの大きすぎる胸がぷかりと浮かんだ。
 天然のおっぱいは比重が軽いので、お風呂に浸かると浮き袋のように浮きます。
 シリコンなどで作られた人造のおっぱいは比重が思いので、お風呂に入れると沈みます。
 これが、おっぱいが天然か人造かをチェックするいちばん確実な方法です。これ豆な。
 もっとも、本人のお尻の脂肪をおっぱいに注入する方式で豊胸されてしまっている場合は、その限りではありません。
「ひゃあああ。みみみ美千緒ちゃん、わわわワイルド〜!?」
「うわああああすげえええええ鼻血が出そう……じゃなくて! やっぱりここにあったんだなあああ!」
 そう。
 いくら探しても見つからなかった、呪いの人形セット。
 用心したメガミが、ふくよかな胸の谷間に挟んで隠していたのだった!


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