HOME > ライブラリー > オーディナリー・ワールド
BOOKNAVIはこちら
ロゴ イラスト
オーディナリー・ワールド
槙岡きあん イラスト/KL
定価600円(税込)
君が君で居られる場所を、僕が一緒に探してあげる。
都会のダンジョンを彷徨う地方出身高校生たちの同居型ラブコメ!!
栃木の山奥出身の蕪木大空夢は、高校入学を機に、親戚が所有する東京湾岸の超高級タワーマンションに住むことになった。一人暮らしと聞いていたのに、その部屋には黒髪ストレート、和風美人の猫屋敷うらみがいた!!
彼女ゲットに燃え、東京暮らしに胸を躍らせる大空夢だったが…。
モノクロ  正直言って、猫屋敷うらみは寝ている時がいちばんかわいいかもしれない。
 大空夢は、ゆさゆさゆさ、と細いうらみの肩を揺らして強引に起こした。
「おはよう猫屋敷さん。風紀委員長の遅刻スタンプが三つ溜まったら俺たちは破滅だ。しのごの言わずに学校へ行くぞ!」
「……あ……うう……ううん……むにゃ」
 揺すり方が足りないらしい。ゆさゆさゆさ。
「ほら、起きて! 制服を着る!」
「……むにゃむにゃ、むにゃあ〜。あー。うー。だー。ばぶぅ」
 なぜ、赤ちゃん語!? 寝ぼけて幼児退行しているっ?
「もたもたしてると遅刻だ。……ほら、立って。俺は外に出てるから、はやく制服を着る!」
「……うー。にゅ〜。む〜。先に、下着つけなきゃ……」
「なんですと!?

 それじゃあ……まさかこの薄手のブラウスの下は、ノーブラ・ノーパン!?
「わ、わかった。とにかく自分で着れるな?」
「……すぅ、すぅ」
「ベッドに座ったまま寝てるっ? 冗談じゃないぞ。あの風紀委員長に家庭訪問されたら何もかもが終わり……」
「むにゃ。なーごー。にゃーーああああ。ばーぶー。ハーイ、ですぅ」
「完全に寝ぼけているが、イクラちゃん語が混じってるのはどうしてなんだ」
 もう時間がない。俺がゲストルームに一泊したせいだ。夕べこの部屋から逃げなければもっと早起きさせられたのに!
 くわっ!

BOOKNAVIはこちら
ロゴ イラスト
オーディナリー・ワールド 2F
槙岡きあん イラスト/KL
定価600円(税込)
このままじゃ俺の青春は台無しだ!

俺の彼女は森泉さんで、猫屋敷さんは同居している親戚で俺の家族!
ただそれだけの簡単な人間関係のはずだったのに、どうしてこんなことになってるんだよ?
栃木出身の蕪木大空夢は高校進学を機に憧れの東京デビューを果たす。セレブなタワーマンションでは黒髪ストレート、邪気眼の不気味キャラ・猫屋敷うらみと同居をすることに。同じマンションに住む森泉いばらは、クラスメイトで、金髪碧眼お嬢というモデル級ハーフ美人。群馬出身というのが気にかかるも、大空夢はいばらと付き合うことに…。高校ではみんなで散歩部を結成したり、いばらと天王洲をデートをしたり、楽しい学園生活を送っていた。ある日、学園一の優等生で風紀委員長の冷泉院冴子が散歩部に乱入して来た。不純異性交遊をさせないために散歩部を監視すると言う冴子の本当の目的は……!?
モノクロ ……冴子は目を潤ませながら、うらみの細い身体をぎりぎりっと抱きしめて、あまつさえうらみの頬に自分の頬をすりすり。
「……きゃっ? あ、あ、あの、そのっ……く、く、くっつきすぎです先輩っ!? あううっ……は、恥ずかしいです」
「乙女同士のスキンシップだ、何が恥ずかしいのだ」
「いえ、その、こういうのにあまり慣れてなくて……ううう」
「そうか、部活にいる乙女はあの森泉だけだったからな。お前の不倶戴天の敵だ。これからは私を実の姉のように慕って頼るがよい!」
「う、ううう。む、胸が。胸が当たってます」
「違う、当てているのだ」
「ええええっ? た、大空夢く〜ん! なんとかしてください〜」

BOOKNAVIはこちら
ロゴ イラスト
オーディナリー・ワールド 3F
槙岡きあん イラスト/KL
定価560円(税込)
高校進学を機に上京した栃木出身の蕪木大空夢、群馬出身の森泉いばら、そして、オーディナリー・ワールドが還るべきところ言う猫屋敷うらみの三人がお上り状態で繰り広げるハイテンション修羅場ラブコメの第3巻!!
散歩部の活動として、群馬にあるいばらの実家を訪れることになった面々は、いばらの家族が住むヨーロッパの城にびっくりしたり、フランス人の母親に焼き饅頭をご馳走になったり、大自然を探検したり、群馬のいいところを思いっきり満喫した。
ところがただ一人、栃木出身で、群馬を永遠のライバルと怨念を燃やす大空夢だけが浮かない顔をしていたのだった…。
群馬のいばらの実家にやって来てもうらみといばらに挟まれる大空夢…。三角関係の修羅場はますます過激に!! 餃子対焼き饅頭の戦いはいずこへ!!
モノクロ  「ぶはっ」
 大空夢はいばらの姿を見るなり鼻から青春のほとばしり液(血のことです)を噴出させ。
 うらみは、「しまったです!」とたじろいだ。
 一見、普通のドレス。
 細い紐で首にかけているだけで、背中と胸元が丸出しになっていること以外、妙なところはないはず――だった。いばらが事務所でそのドレスを手渡された時には、そう思って油断して着替えてしまった。
 しかし、着てみてはじめて、いばらはこのドレスが――正確に言えばこのドレスをデザインした一文字鵺がかなりキテいるという事実に気づいたのだ。
「森泉さん、そのドレス!」
「……おっぱい丸出しです。布でトップと下乳がかろうじて隠れていますが」
「横から見たら、ほとんど丸出しも同然だよっ! なんてエロいデザインなんだ……!」
「……でかすぎて、重力にひかれていますね。将来垂れそうですね」
「いやあああ、みないでえええ!」


このページのトップへ