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嘘つき天使は死にました! 2
葉巡明治 イラスト/しらび
定価600円(税込) |
第10回スーパーダッシュ小説新人賞特別賞を最年少18歳で受賞した最注目のラノベ作家葉巡明治が心をこめてお贈りします!!
話題の『うそてん』第2巻、登場!!
新キャラの九葉がムチャクチャいいです!! |
夏彦は、天使こと秋空と再会を果たしたものの、秋空には夏彦と過ごした記憶が全て消えていた。
新たに始まった日々を過ごしていく中で、少しずつ彼女とのすれ違いを感じ始める夏彦。
秋空が何故帰ってきたのか、どうして秋空に記憶がないのか、分からないことだらけの内に、皆でペンションに宿泊することが決定してしまう。
ペンションでは『秋空の先輩』と名乗る天使、九葉と新たに出会い、交流を深めていく夏彦と秋空だったのだが、その時、夏彦のもとに謎の手紙が届けられる。
そこには『アキソラを殺したい』と記されていた。 |
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現在の時刻にもなると、夕闇のせいで、窓の外に広がる景色が閉ざされ始めたりしている。
……部屋に響く音は、俺がひたすら原稿に対する文章を打ち込み続ける音、だけ。
振り返ってみれば、座りながら掛け布団にくるまり、あくびをしている秋空が。
「ふみゅむ……まよ……ぺん、しょん? ですか?」
問うてきた。
俺がいつぞや買い与えた紺色のジャージを着込んでいる。サイズのオーダーミスで肩まで襟がずれていて、妙にだらし無かった。
その髪色は、光が届いていないかのように、純粋な漆黒。
瞳も髪に準じた黒色を帯びている。どこかに転がり落ちてしまいそうなくらい、綺麗で尊い円だ。いや、眠そうだから半円か。
「ああ。前々から予定は決まってたんだけど、一ヶ月後な。今度の秋休みを利用して、泊まりに行くんだ」
俺が行くんだから、その泊まりに秋空も一緒だということは言うまでもなかった。 |
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