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好評! 『ノルマルク戦記』シリーズいよいよ8月2巻同時刊行で完結!!  剣あり、魔法なし! 戦略、生死、裏切り………人間のドラマ満載。 ファン待望のシリーズが赤城毅渾身の2冊書き下ろしでついに完結します。
『どういう展開になるか』待っている読者にも、『で、どんなお話しなのか?』と思いながら、未読の読者にも、最終巻までの道のりを戦いの復讐、じゃなくて復習します。


かつてサイオペルス大帝が統べ、今は三つの王国が覇を競い合うガルバンティア大陸。
 そのうちのノルマルク王国は、隣国パルティスカ王国の王位継承問題に乗じ、国をあげての征旅を行う。だが、庶子飲みながら実力行使をもって王位に就いた若き英雄デミアンは、自ら組織した革新的な軍隊『黒千騎隊(シュヴァルツタウゼンデ)』をもって逆にこれを撃滅。結果ノルマルク王国は滅亡する。
 滅びの星『破蠍星(はかつせい)』の生まれで、父王から幽閉の憂き目にあわされていたノルマルクの第二皇子ユリアスは、自国の崩壊に際し、母方の祖父の治めるトイトニア王国へと亡命する。奇しくもユリアスは父の敵にして祖国を奪ったデミアンとは、彼が人質としてノルマルクの王都におかれていた少年時代、ともに友情を育んだ間柄だった。
 ノルマルク滅亡から4年後、長らく行方のわからなかった兄である王太子ベルモンが海を越えた島国エルビオンより突如として帰還。旧ノルマルク貴族たちを糾合し、難攻不落の要塞ギュレンボルクに立て籠もる。
 自らの手勢をもたないユリアスは兄の元に馳せ参じるにあたり、遙か昔から迫害の対象とされてきた騎遊民を味方にする。滅びの星の皇子として疎まれてきたユリアスは、彼らの境遇と我が身を重ねて、昔日の友デミアンとの戦いに、祖国復興だけでなく、騎遊眠の解放、という新たな意義を見いだしたのだ。こうして、ユリアス軍は、射抜かれた蠍の旗のもと、数々の死線をくぐり抜けて行く。

孤高の臣パッシェンダールの死をはじめ、多くの犠牲を払いながらも無敵の『騎兵(カヴァレリー)』を擁するユリアス。かたやノルマルクに続きトイトニア軍をも打ち破り、大帝サイオペルス以来の大陸制覇を目前としたデミアン。
 宿命の、否、互いのその宿命を越えんがための対決は目前に迫りつつあった。


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(C) 小河原亮/集英社

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