宮沢 周から一言!
 みなさま、お初にお目にかかります。宮沢周です。

「熱いバトルものが書きたい」。それが「アンシーズ〜刀侠戦姫血風録〜」を書き出した動機でした。
 本作は、とある街の男子校を舞台に、少年たちが切った張ったの剣戟バトルを繰り拡げる物語です。

「ここは俺に任せろ!」「兄貴!? そんなことしたら兄貴がっ!」「気にするな。仲間のために命を賭ける。それが、男ってもんだろ?」「あにきぃぃぃぃっ!!!!!!!」

 当初はこんな感じの、「男」を「漢」と変換するほどの、熱すぎるくらいの物語を予定していました。
 でも、男が居れば女が居る。物語には、やっぱりヒロインが必要です。とはいえ本作は、基本的には男同士の真剣バトル。ぽっと出のヒロインが入り込む隙なんてどこにもありません。それでもどうしても女の子を出演させたい。
 そこで、思い切って物語の舞台を女子校に変え、登場人物をみんな女の子にしてみました。

「ここは私にお任せなさい」「お姉さま!? それではお姉さまがっ!」「気にしないの。可愛い妹たちのためには命さえも惜しまない。それが、女というものよ」「おねぇさまぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 ……いまいち「熱さ」を表現できる気がしませんでした。熱さよりも、フローラルでコバルトな雰囲気が漂ってきます。これでは「熱いバトルものを書きたい」という動機に対して本末転倒です。
 なんとか「外見は美少女なんだけど、中身は熱い男」という状態を作れないものでしょうか。
 必死に考え、ついにそれを達成する方法を見つけました。そして「アンシーズ〜刀侠戦姫血風録〜」が完成したのです。
 詳細は……、是非、手に取ってお確かめ下さい。

 美少女たちが演じる熱いバトルと、そこに展開される妙な人間関係。
 そんな、ちょっと不思議な世界観を楽しんで頂けたら幸いです。
担当編集より一言!
自分の男を武器に変換して戦う、という、本当にぶっ飛んだ設定なのに、
これほどすんなりと世界に入っていける、そして一気に読める作品はすごい!

そして実は深い深〜いテーマが内包されていて、(ネタバレになるので多くは書けませんが)
これは男であれ、女であれ、ひとりの人間としての「生き様」を描いているとも言えると思います。

もちろんドタバタなラブコメ要素もふんだんに散りばめてありますので、
硬軟織り交ぜてじっくりお楽しみいただけます!

さらにクール&ビューティーな久世先生のイラストも必見!
かわいい美少女たちも、激しい戦闘シーンもステキな愛着仕様の仕上がりになっています。

みなさんの心に熱いストーリーを、目に美麗なイラストを、お楽しみください。

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