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新刊情報
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戦う司書と世界の力 BOOK10
山形石雄 イラスト/前嶋重機
定価650円(税込)

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TVアニメ大人気放送中!
空前絶後のファンタジー、ついにフィナーレ!
世界の滅亡間近、仮想臓腑内のルルタの目の前に現われた、かつての人間爆弾コリオ。密かにルルタを狙うのは、「死」によって本来の能力が発動したハミュッツ。世界の命運は、彼ら二人に託された。コリオの言葉は届くのか? ハミュッツの逆転はあるのか? そしてルルタの愛は何をもたらすのか? 人々が受け継いできた『本』たちが最後に示す答えは、希望か絶望か? 激闘につぐ激闘、武装司書たちのフィナーレに待つものとはーー『本』をめぐる壮大なファンタジー、第10巻。新人賞大賞受賞シリーズ、威風堂々の完結!
モノクロ  ルルタは世界最高の戦士である。危機を察知すれば、体は意志とは関係なく動く。
もしもここでハミュッツが投石器を振るっていれば、ルルタは対応していただろう。拳を固めるか、蹴りを繰り出そうとするか、攻撃の姿勢を見せていたら、反射的にルルタは迎撃していただろう。しかし、ハミュッツはただ、ルルタを?んだだけだった。その動きは決して、攻撃ではなかった。攻撃ではないから、反応出来ない。
 座っていたルルタを、ハミュッツは体で押し倒した。
 そしてハミュッツは強引に、ルルタの唇にキスをした。

(中略)

「答えろ! 一体何をした!」
「わからないものかしらねえ。何をしに来たかぐらいは」
「なん、だと」
 異変は、突然起きた。ルルタが、体内で何かが爆発したように、大きく痙攣した。
「が!」
 ルルタが喉元を?んだ。胃液を吐くような声が漏れた。苦しそうな咳を何度もした。体が、激しく震えだした。コリオは助けようと手を差し伸べかけて、思いとどまる。
「なん、だ、こ、れは………」
 ルルタが膝をつき、嘔吐しようとする。しかし唾液が数滴飛び散るだけで、腹からは何も出てこない。
「あんたを、殺しに来たに決まってるでしょう」

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ベン・トー 5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円
アサウラ イラスト/柴乃櫂人
定価660円(税込)

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あたしと半額弁当、どっちが好き?
「このライトノベルがすごい!2010」第8位ランクイン!
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋たちHP同好会は合宿を終え、地元に戻って日常の争奪戦に精進していた。そんなある日、佐藤のかつての憧れのクラスメイト、現在芸能アイドルとして活躍する広部さんが転校生として現れる。傍若無人の振る舞いをする彼女に、案の定巻き込まれる佐藤は、徐々に弁当争奪戦から遠ざかってしまう。さらに、しばしの沈黙を破り、再び立ちはだかる猟犬群たちの乱入で戦闘は激化していき…! 佐藤は「狼」としての誇りを失ってしまうのか!? それとも秋鮭のごとくスーパーに戻ることはできるのかーーー!? 庶民派シリアスギャグアクション、原点回帰の第5弾!
モノクロ 「すまない。……やはりダンドーは健在か、くそ。仕方ない、可能性は低いが佐藤、ダンドーは必ず私がどうにかする。だからお前は何としてでも弁当を――」
「何言ってるんです、先輩一人じゃ無理だ! ホラっ!」
 僕は先輩の背中に向けて放たれていた猟犬の掌底を横合いから弾く。いつもの彼女ならそんな攻撃、意にも介さずに対処できるはずだ。見た目以上にダメージが濃いのだ。
「しかし、広部が見ているんだ、弁当を手にするカッコイイ姿を見せたくないのか」
「……だったら、尚更です。彼らは僕と先輩を狙ってきている、それなのに僕だけ背中を向けるなんてできません。それこそ、最悪だ」
 そもそも普段ならまだしも、ダンドーを倒さずして月桂冠に手を伸ばせるとは思えなかった。それがある以上、狼全員の狙いは読まれてしまい、猟犬群としては防ぎやすいはずだ。
 先輩は周りの連中との攻防を繰り広げながら、僕の目を見てくる。
「バカな奴だな……しかし、それがお前か?」

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一天四海のマーガレット 80日間世界一周
北沢大輔 イラスト/呉マサヒロ
定価620円(税込)
没落貴族と美少女の80日間スタート!
19世紀のロンドン、英国貴族エリオット・マクスウェルは、先祖が遺した莫大な借金を背負いながらつましく暮らしていた。しかしある日、彼の館が突然大爆発! 地下に眠っていた美少女と共に80日で世界を一周しなければ、人生の全てを失ってしまう! ヴェルヌの『80日間世界一周』だけを頼りにロンドンを飛び出した二人を待つものは……?
モノクロ 「いつまでレディを立たせておくつもりなの?」
「あ、ああ! うん、さあ、座って」
 エリオットは慌ててシェリルの手を取って、ベンチへと導いた。優雅な所作と身なりを見れば、彼女が上流階級――それもエリオットとは違う、正真正銘の――であることは明らかだ。
 シェリル・スチュワートは、大貴族であるスチュワート公爵の一人娘だ。
 生まれてから五歳まで、エリオットは同い年のシェリルと一緒に育てられた。その頃から、まるで花のように可愛らしかったシェリルは、愛らしさも美しさもそのままに、今や立派な淑女になりつつある。
「いいお天気だね」
「そう? いつもと同じ、うんざりするような曇り空だわ」
「シェリルに会える日なら、雪でも嵐でも、いつだっていい天気だよ」
 エリオットは本気でそう思っていたけれど、どうやらシェリルは違うらしい。
「曇りは曇りでしょ」
「ああ、うん。そうだね……」
 肩を落としながら額の汗を拭うエリオットを、シェリルが睨む。
「まさか、お天気の話をするために、私を呼び出したの?」
「違うよ! そうじゃないんだ」

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がく×ぶる 4
本田 透 イラスト/相音うしお
定価580円(税込)

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「この甲陽園ナガレがお相手いたしますじょ!」
修行のために全寮制のお嬢様学校・第一白泉学園に転校生として送り込まれた美千緒と可夢偉。そこには、ウテナがリーダーを務めるバンド〈POWER FANTASTIC〉の面々がずらりと勢揃いしていた!! 限界突破まで突き進む、ド直球ハイスピード・ラブコメ第4弾!!
モノクロ 「どうしたですか? ミチオ、なぜ白目を剥いてひきつけを起こしているのですか? そうですかそうですか、ワタシの容赦ない言葉責めについに心が折れたですね! 弱虫です!」
 バスルームの隅っこで二の腕を洗っていた椎名が、一言。
「……ウェンディ。身体に巻いていたバスタオルが、落ちてる」
「えっ?」
「足下に」
 ……
 ……
 ……
 ということは……今のワタシは……まさか……!?
「……ああああ……うあああああああああああ〜!?!?!?」
 ウェンディは泣きながらカニ状態で泡を吹いている美千緒の胸ぐらを掴み、「やいですっ見ていないですねっ見てなかったと言えですっ」と迫ったが、美千緒はうわごとのように呟いた。

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ななぱっぱ パパは15歳
岡崎裕信 イラスト/Show
定価560円(税込)
目が覚めたら、7人のむすめの父でした。
ある朝、鶴屋優奈がいつものように父親を起こしにいったところ、そこには見知らぬ全裸の少年が!? とあるトラウマから判明したのは、この少年が鶴屋家の父・天馬がなぜか若返った姿ということ。父親としての記憶もないままに、七人の血の繋がらない娘たちの父親になってしまった天馬(15歳)は!? 一方、鶴屋家の娘たちには秘密があるようで? パパとムスメたちのホームコメディ+ラブ、開幕です!!
モノクロ  ここで天馬は、なにかを思いついて手を叩いた。
「あっ、じゃあ輝良って呼べばいいじゃないか。なんでみんな優奈って呼ぶんだよ。鶴谷輝良だ。うん、すっきり短い名前で呼びやすいぜ」
「え――――」
「なっ? いいだろ、これからは輝良って呼ばせてくれよ。みんなにもそう言っておくからよ。優奈は輝良になりました、って」
「あ――――。う、ん。お父さんが、そうしたいなら、いい、けど……」
 だが、優奈の様子がおかしい。真っ赤に赤面して放心している。
 そこに、学校帰りの四女が飛び込んできた。
「わわわわーっ! ストップです! いまのナシです! 僕はなにも聞いてませんし、父・天馬もなにも言ってません! 三女・優奈もなにも聞かなかった! いいですね! それでいいですね!」
 なぜか四女はメガネが曇るくらい興奮している。天馬の耳を引っ張って、「こっちに来なさいっ」と廊下まで強制連行していった。

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ぱんつぁのーと 3
月見里一 イラスト/魚
定価600円(税込)

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城介の敵はジョウスケ!?
夏休みの最終日。宿題を口実に祭華と二人っきりの勉強会を開くことになった城介。そこへ城介によく似た小学生がやってきて、祭華が「パンツ穿けない」ことがバレてしまう。だが、この男の子こそが城介の『不死身』たるきっかけを作った原因だったのだ――。ライトノベル界最前線の「パンツ穿けない(パンツァノート)」小説第3弾!
モノクロ 「お姉ちゃん。お姉ちゃん」
 そこへ、男の子はとことこと祭華の足元へ歩み寄ってきた。
「なに? どうしたの?」
 祭華がその子供に微笑みかけると、その子もにっこりと笑っておもむろに両手を挙げた。
「パンツ見せてっ!」
 男の子の両手に引っかかったスカートが盛大に舞い上がる。
 白い太ももとスカートの腰回りの下に覗くお臍。その間に存在する艶めかしいライン。その場にあるべきパンツを彼女は穿いてない。女の子の大事な部分が顕わになって、輝いていた。
「あ……あぅ……」
 祭華が顔を引きつらせて小さな声を漏らす。
 前島祭華はパンツを穿けない。いくらパンツを穿こうが気がつけば消えているという困った体質だった。彼女に言わせれば大宇宙の真理というものがパンツを穿くことを拒絶していて、神様が『前島祭華はパンツを穿けない』と決め、世界の構造が彼女にパンツを穿かせてくれないということだが、原因は何にせよ、今、彼女がパンツを穿いてないことだけが事実だった。


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