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カンピオーネ! VI 神山飛鳳
丈月 城 イラスト/シコルスキー
定価630円(税込)
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「わ、私、もう迷いません……だから護堂さん、絶対に私を放さないでください……!」
その姿を現す、新たなる魔王。神殺しは相討つのが宿命か!? |
媛巫女見習いとして修行をつむ少女・万理谷ひかりは悩んでいた。とある神社からの勧誘が強引なのだ。不安を覚えたひかりは、そのことをある少年に相談することを決意する。すなわち、姉の祐理が仕える魔王・草薙護堂に…。
一方、アメリカ・LAでは、魔王・ジョン・プルートー・スミスが敗れ去り、その地の均衡が崩れていた。さらには、中華の王の下に謎の訪問者が現れ…。
世界各地で暗躍する魔王たち。その動きがひとつに収束するとき、かつてない戦いが地上に具現する!! |
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その後もリリアナは女子の名前を挙げつづけた。
遠藤マヤ、楢崎さやか、中澤香織、その他大勢。記憶から微妙にうすれつつある名前が羅列され、護堂はそのたび苦労して昔の思い出を引っぱり出した。
「そういえば、あなたが幼い頃に婚約を約束したというはとこもいましたね。……つまり、そういうことなのですよ、草薙護堂」
「え? みんな昔の友達じゃないか。『そういうこと』って何だよ?」
言い返してから護堂は気づいた。万里谷姉妹の視線がおかしい。
「ま、まさか護堂さんが、そんなにたくさんの方々と関係をお持ちだったなんて……」
「さすがです、お兄さま。おうかがいしていた通りのモテっぷり。男前です!」
祐理は『え、この人にそんな過去が!?』と驚く、苦悩にまみれた目つきだった。ひかりの方は素直な憧憬のまなざしだった。 |
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