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迷い猫オーバーラン! 12
護ってなんていってないんだからね!!
松 智洋 イラスト/みつみ美里
定価680円(税込)
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大人気シリーズ堂々完結!!
迷い猫たちの未来は? |
都築巧たちは三年生の夏休みを迎えていた。受験を目の前に控えつつも、残り少ない仲間たちとの高校生活を満喫している迷い猫同好会だが、その影でひとつの事件が進行していた。体調を崩し気味の育ての親、芹沢シスターを心配した文乃は、大学進学をせずに、教会を継ぐためにシスターの道を歩こうと決意していた。文乃はそれを隠して、みんなと明るく振る舞い、巧をデートに連れ出す程の積極性を見せて最後の時間を楽しもうとする。それに気付いた親友の千世と希は、文乃を翻意させようと頑張るが、巧にその事実を告げるのは文乃に止められて……同好会最後の、そして最大の事件が始まろうとしていた。
大人気の恋と友情の日常系ハイテンションラブコメ、奇跡の大団円!! |
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「まったく、巧もこれくらい真面目に勉強してくれりゃいいのに。せっかく温泉まで来たのに一緒に温泉入れないじゃない」
「い、一緒にって! 梅ノ森先輩なにするつもりなんですか!」
「あれ? 言ってなかったっけ。ここ一応、混浴だから」
「「ええっ!?」」
露天風呂につかる三人が一斉に千世の方を振り返る。
「ちょうど、ジャングル風呂を通って男湯と女湯を行き来できるようになってんの。まあ、それこそジャングルを裸で突破できればだけど」
そこまで言った時だった。
『ぎゃああああああっ!』
眼下に広がる森こと、ジャングル風呂の方から鶏が絞め殺されるみたいな――もとい、家康の悲鳴が聞こえてくる。 |
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