![]() |


新井素子
小説家。
1977年、第一回奇想天外SF新人賞にて『あたしの中の……』が佳作入選。
1999年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞。
代表作に『扉を開けて』『グリーン・レクイエム』『ちいさなおはなし』など。
1977年、第一回奇想天外SF新人賞にて『あたしの中の……』が佳作入選。
1999年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞。
代表作に『扉を開けて』『グリーン・レクイエム』『ちいさなおはなし』など。

稲垣理一郎
漫画家。
2001年、第7回ストーリーキング・ネーム部門にて『アイシールド21』でキング受賞。
2002年〜2009年「週刊少年ジャンプ」誌上にて『アイシールド21』(漫画:村田雄介)を連載。
2001年、第7回ストーリーキング・ネーム部門にて『アイシールド21』でキング受賞。
2002年〜2009年「週刊少年ジャンプ」誌上にて『アイシールド21』(漫画:村田雄介)を連載。
娯楽の基本はキャラクター。つまり『人間』です。
漫画の作者にとって、登場人物は全て自分の子ども。
でも、読者にとってはただの絵です。
そのただの絵を、いかに人間にしていくか?それが漫画家の仕事です。
小説の場合、状況はもっと深刻です。何しろ、ただの文字なんですから!
でも小説には、漫画にはない力がたくさんあります。
特に形而上世界の彫り込みにかけては、他メディアの追随を許しません。
文字だけが紡ぎだす『人間』を、楽しみにしています!
漫画の作者にとって、登場人物は全て自分の子ども。
でも、読者にとってはただの絵です。
そのただの絵を、いかに人間にしていくか?それが漫画家の仕事です。
小説の場合、状況はもっと深刻です。何しろ、ただの文字なんですから!
でも小説には、漫画にはない力がたくさんあります。
特に形而上世界の彫り込みにかけては、他メディアの追随を許しません。
文字だけが紡ぎだす『人間』を、楽しみにしています!

高橋良輔
アニメーション監督。脚本家。
1964年に虫プロへ入社。以後アニメ制作に携わる。
代表作に『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』『ガサラキ』『幕末機関説 いろはにほへと』など多数。
1964年に虫プロへ入社。以後アニメ制作に携わる。
代表作に『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』『ガサラキ』『幕末機関説 いろはにほへと』など多数。
人間は毎日、連綿と一本の大河ドラマを刻み続けている存在であります。
今までの人生の中に『恋』や『殺意』や『裏切り』や『友情』、『夢』などを持たなかった人を探すことのほうが難しいでしょう。
しかし、自分以外の主人公の物語をペンで、あるいはワープロで紡ぎだすのはおのずから別のことであります。ましてや、他の人がそれを目にし感動するなど特別なことであります。
このことにはどうやら『熱意』あるいは『才能』が必要であるらしく、それを実現するというのはやはり“特別な人”なのであります。
私達はその特別な人の『特別な物語』に出会いたいのです。
今までの人生の中に『恋』や『殺意』や『裏切り』や『友情』、『夢』などを持たなかった人を探すことのほうが難しいでしょう。
しかし、自分以外の主人公の物語をペンで、あるいはワープロで紡ぎだすのはおのずから別のことであります。ましてや、他の人がそれを目にし感動するなど特別なことであります。
このことにはどうやら『熱意』あるいは『才能』が必要であるらしく、それを実現するというのはやはり“特別な人”なのであります。
私達はその特別な人の『特別な物語』に出会いたいのです。

中村航
小説家。
2002年「リレキショ」で第39回文藝賞受賞。
2004年「ぐるぐるまわるすべり台」で第26回野間文芸新人賞を受賞。
代表作に『100回泣くこと』『僕の好きな人が、よく眠れますように』など。
2002年「リレキショ」で第39回文藝賞受賞。
2004年「ぐるぐるまわるすべり台」で第26回野間文芸新人賞を受賞。
代表作に『100回泣くこと』『僕の好きな人が、よく眠れますように』など。
小説の実体って何だろう、と考えるときがあります。
印刷物という実体は、その言語を理解しない人には、ただの模様かもしれません。
読まなければ、印刷物はただの紙です。
結局のところ、読み手の頭の中に描き出される世界だけが、小説の実体なのかなと思います。
小説を読むとき、僕らの頭の中には、映像や音声、ロジックや情感や共感や反感、時には音楽や味や匂いや手触りといったものまでが流れます。それだけが、読み手にとっての小説です。
それは作者にとって、果てしなく遠いものですが、遠くあっては困るものです。
自分から近づいていくか、あるいは引き寄せるか、方法は二つしかありません。
どんな小説に出会えるか、楽しみにしています。
印刷物という実体は、その言語を理解しない人には、ただの模様かもしれません。
読まなければ、印刷物はただの紙です。
結局のところ、読み手の頭の中に描き出される世界だけが、小説の実体なのかなと思います。
小説を読むとき、僕らの頭の中には、映像や音声、ロジックや情感や共感や反感、時には音楽や味や匂いや手触りといったものまでが流れます。それだけが、読み手にとっての小説です。
それは作者にとって、果てしなく遠いものですが、遠くあっては困るものです。
自分から近づいていくか、あるいは引き寄せるか、方法は二つしかありません。
どんな小説に出会えるか、楽しみにしています。

堀井雄二
ゲームデザイナー。
1986年、家庭用ゲーム機初の本格的ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』を発表。
代表作に『ドラゴンクエスト』シリーズ『いただきストリート』シリーズなど。
1986年、家庭用ゲーム機初の本格的ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』を発表。
代表作に『ドラゴンクエスト』シリーズ『いただきストリート』シリーズなど。
最近TVドラマを見ていて思うのですが、コミックからのドラマ化が少なくありません。
たぶんこれはコミックの持つ設定の突飛さ、テンポのよさなどが時代にあっているのでしょう。
いきなりその世界に引き込まれてしまう。
小説はもちろんコミックやドラマと違って文字だけの表現物です。
しかしそれだけに、より早くその世界に魅了されないと読むことが苦痛となります。
冒頭からワクワクするようなドラマティックな物語に期待します。
たぶんこれはコミックの持つ設定の突飛さ、テンポのよさなどが時代にあっているのでしょう。
いきなりその世界に引き込まれてしまう。
小説はもちろんコミックやドラマと違って文字だけの表現物です。
しかしそれだけに、より早くその世界に魅了されないと読むことが苦痛となります。
冒頭からワクワクするようなドラマティックな物語に期待します。


第1回大賞 神代 明 『世界征服物語』
第1回佳作 狭山京輔 『D.I.Speed!』
第2回大賞 海原 零 『銀盤カレイドスコープ』
第2回佳作 東 佐紀 『ネザーワールド ―カナリア―』
第3回佳作 片山憲太郎 『電波的な彼女』
第3回佳作 福田政雄 『殿がくる!』
第4回大賞 山形石雄 『戦う司書と恋する爆弾』
第4回大賞 岡崎裕信 『滅びのマヤウェル』
第4回佳作 影名浅海 『影≒光 シャドウ・ライト』
第5回大賞 アサウラ 『黄色い花の紅』
第5回佳作 藍上 陸 『Beurre・Noisette』
第6回大賞 八薙玉造 『鉄球姫エミリー』
第6回佳作 横山 忠 『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』
第6回佳作 穂邑正裕 『ガン×スクール=パラダイス!』
第7回佳作 滝川廉治 『超人間・岩村』
第7回佳作 しなな泰之 『スイーツ!』
第7回佳作 弥生翔太 『反逆者 〜ウンメイノカエカタ〜』
第8回佳作 宮沢周 『アンシーズ 〜刀侠戦姫血風録〜』
第8回佳作 雪野静 『逆理の魔女』
第1回佳作 狭山京輔 『D.I.Speed!』
第2回大賞 海原 零 『銀盤カレイドスコープ』
第2回佳作 東 佐紀 『ネザーワールド ―カナリア―』
第3回佳作 片山憲太郎 『電波的な彼女』
第3回佳作 福田政雄 『殿がくる!』
第4回大賞 山形石雄 『戦う司書と恋する爆弾』
第4回大賞 岡崎裕信 『滅びのマヤウェル』
第4回佳作 影名浅海 『影≒光 シャドウ・ライト』
第5回大賞 アサウラ 『黄色い花の紅』
第5回佳作 藍上 陸 『Beurre・Noisette』
第6回大賞 八薙玉造 『鉄球姫エミリー』
第6回佳作 横山 忠 『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』
第6回佳作 穂邑正裕 『ガン×スクール=パラダイス!』
第7回佳作 滝川廉治 『超人間・岩村』
第7回佳作 しなな泰之 『スイーツ!』
第7回佳作 弥生翔太 『反逆者 〜ウンメイノカエカタ〜』
第8回佳作 宮沢周 『アンシーズ 〜刀侠戦姫血風録〜』
第8回佳作 雪野静 『逆理の魔女』





文章が下手、構成が酷い、登場人物の区別がつきにくい……これ、最悪のお話ですが、それでも、標準を満たしているのに突出した“面白さ”がない、そんなお話よりまし。
そつなくまとまっている、どこかで読んだような設定、どこかで読んだような展開、どこかで読んだようなキャラクターのお話ではない、最悪だろうが、どこか一点、突き抜けた面白さがある、そんなお話を、私は読みたいです。