クライシス･ギア CRISIS GEAR

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ORDINARY DAYS　——日常——

「クライシス・ギア」は有事の際、人間の危機本能に反応して人間を守るために開発された。だが10万人に１人の確率でこれを武器化できる人間が現れ、彼らは"才能持ち"（ギフテッド）と呼ばれた。高校生、九重慎はこの武器化の才能を持っていたため、才能持ち犯罪（ギフテッド・クライム）をとりしまる国家公安委員会特別防衛任務管理係（特防）に所属するエージェントとして活動していた。

DAY・BREAK　——戦いの始まり——

ある日慎は、財閥令嬢である緋扇紗々良の警護任務を受ける。自分とは無関係であるはずの彼女は、驚くほど似ていた——死んだはずの妹、九重響に。

平凡な警護任務だったはずが、「黒の使徒」と名乗る謎の組織が緋扇家に対し殺害予告を出したことで事態は急変！　黒いクライシス・ウェポンを操る"セブン"という男により緋扇本家の一族は全員殺害され護衛のエージェントも壊滅。特防はこれ以上緋扇にエージェントを割くことを拒否し、慎はたった一人でも紗々良を守り通すことを決意する。

WHEEL OF FORTUNE　——運命の輪——

紗々良を見捨てられない慎は、重いケガを負った状態でセブンと再び対峙。だが実力の差は圧倒的。セブンは絶望的な力で慎と紗々良を陵辱していくが…。戦いの最中、慎が知る隠された真相とは？　そして慎は、紗々良を守ることができるのか——!?

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BEFORE DAYS　——嵐の前——

「黒の使徒」による緋扇家殺人事件から辛くも紗々良を守り抜いた慎。実の妹だった紗々良には自分の正体を明かさず護衛を続けていた慎はある日、意味深な発言をする少女と出会う――。

BLAZE OUT　——激闘——

新たに財閥「八芒家」に殺害予告を出した「黒の使徒」。特防が結成したエージェントチーム「五撰陣」に参加した慎は、同じ未成年エージェントの久地楽尋務、第二種エージェント千年景四朗らと共に激闘を繰り広げる。そこには蒼き大剣を振るう少女・サファイアの姿があった……。

SAPPHIRE BLUE　——沈鬱なる蒼——

蒼き少女、サファイアの悲しい過去を知った慎は説得を試みる。だが、そこには宿敵セブンの姿があった――！　絶望に沈むサファイアを慎は救い出すことができるのか!?

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