R.O.D. 倉田英之 スタジオオルフェ イラスト/羽音たらく

内藤泰弘、平野耕太、三上延、和月伸宏応援!!!!!!

最新第十二巻 2016年8月25日発売!!

第十二巻発売記念! 倉田英之氏インタビュー!!

INTRODUCTION

R.O.Dとは

2001年に発売された小説『R.O.D READ OR DIE YOMIKO READMAN"THE PAPER"』を皮切りに、アニメ、漫画など様々なメディアで展開した人気シリーズ。
著者はアニメのシリーズ構成やシナリオ、漫画原作、小説の執筆などで活躍する倉田英之氏で、読書狂として知られる氏ならではの本の描写と、書物×アクションという奇抜な発想で、文系アクションものの先駆けとなった。
アニメはこれまで舛成孝二監督によるOVA『R.O.D -READ OR DIE-』が三作、テレビアニメ『R.O.D -THE TV-』全26話が制作され、こちらも放送終了後10年以上経過した現在でも根強いファンが多い。
漫画版として山田秋太郎氏による『R.O.D -READ OR DIE-』と、綾永らん氏の『R.O.D -READ OR DREAM-』、藤ちょこ氏による外伝『R.O.D -REHABILITATION-』が刊行されている

STORY

読子・リードマンが世界を舞台に戦う紙活劇

普段はドジで天然だが、本に関わることになら異様な知識と情熱を発揮する、活字中毒の蔵書狂。紙を自由自在に操る能力者"紙使い"にして大英図書館特殊工作部のエージェント、彼女の名は読子・リードマン!!
ある日、上司のジョーカーから「英国の運命がかかっている」と、ドイツで発見された"グーテンベルグ・ペーパー"を大英図書館まで運ぶ任務を命じられた読子。だがハンブルグからの帰途、紙の龍による攻撃を受ける。彼らは中国の秘密結社・読仙社が放った紙使いだった……。
一枚の紙に隠された禁断の秘法をかけて、人智をこえた東西紙対決が勃発する!!

CHARACTERS

大英図書館特殊工作部

「全ての叡智を英国に」をスローガンに掲げる秘密機関。
"紙使い"の読子をはじめ、様々なエージェントを世界各国に派遣し、
稀少かつ貴重な"本"の保護、研究を続けている。

  • 読子・リードマン
  • 菫川ねねね
  • ウェンディ・イアハート
  • ジョーカー
  • ジェントルメン

読仙社

中国を拠点とする秘密結社。大英図書館特殊工作部同様、エージェントを活用して、世界各地から本を収集。
グーテンベルグ・ペーパーを入手するため、英国に乗り込んで来る。

  • 王炎
  • チャイナ(おばあちゃん)
  • 五鎮姉妹

BOOKS

  • R.O.D

    都立垣根坂高校に臨時教師として赴任した読子は、同校に通う女子高生作家・菫川ねねねの元に、数多くの脅迫状が届けられていることを知る。かねてよりねねねのファンだった読子は、彼女をストーカーから守るために押し掛けボディガードに立候補するが……読子とねねねの出会いを描いたシリーズ第一弾。

    R.O.D
  • R.O.D -第二巻-

    地下四十階、地下六階の世界最大級の書店“バベル・ブックス”がオープン初日に、テロリスト“レッド・インク”によって占拠された。稀少本を集めた“ナルニア・コレクション”を人質に一億ドルを要求する彼らに、たまたま店内に居合わせた読子とねねねは、“紙”の力で立ち向かっていく!

    R.O.D -第二巻-
  • R.O.D -第三巻-

    クライブ・カッスラーの『風の止まる庭』の生原稿が何者かによって偽物とすりかえられた! 特殊工作部への転属を望む大英図書館司書ウェンディ・イアハートは、同僚のカレンと共に原稿の捜索に乗り出すが……一冊の本をめぐり、ウェンディ、読子、ねねねのエピソードが交錯するオムニバス。

    R.O.D -第三巻-
  • R.O.D -第四巻-

    ジェントルメンの勅令により、ドイツで発見された“グーテンベルグ・ペーパー”を大英図書館に運ぶ任務に就いた読子。だが、その帰路、読仙社の紙使い・白竜の攻撃を受ける。読子の応戦によって辛うじて撃退はしたものの、すでに読仙社の手はロンドン、大英図書館にまで及んでいた……。

    R.O.D -第四巻-
  • R.O.D -第五巻-

    ロンドン急襲の影で、女王陛下誘拐を果たした読仙社は、その交換条件としてグーテンベルグ・ペーパーの引き渡しを迫る。女王の犠牲もやむなしとするジェントルメンと、グーテンベルグ・ペーパーを解読できる唯一の人物ファウストが対立を深める中、東西の紙使いたちの対決の時も刻一刻と近づいていた……。

    R.O.D -第五巻-
  • R.O.D -第六巻-

    ファウストの裏切りにより、読仙社の手に渡ったグーテンベルグ・ペーパーを奪還するため、読子はかねてより中国に潜入していたエージェント、ナンシー・幕張と共に敵の本拠地を探ることに。その一方、日本ではファウストと読仙社の凱歌が、読子解析のため彼女のアジトを訪れていた……。

    R.O.D -第六巻-
  • R.O.D -第七巻- 外伝

    資料探しのため本屋を訪れた読子とねねね。だがこの二人が揃ってただの買い物で終わるはずもなく……読子のプライベートな生活をコミカルに綴った「紙福の日々」と、読仙社の紙使い王炎ら四天王のハードに過去を描いた「少年時代」の二編を収録したシリーズ初の外伝短編集!

    R.O.D -第七巻- 外伝
  • R.O.D -第八巻-

    読仙社に囚われ、頭首である“おばあちゃん”との対面を果たした読子。明かされるジェントルメンとの関係と歴史の裏側。人類を超越した二人の戦いに巻き込まれ、さらにファウストからの求婚も加わり、読子の心は揺れる。五鎮姉妹も登場し、東西紙戦争はさらに加熱する!

    R.O.D -第八巻-
  • R.O.D -第九巻-

    残された力を注ぎ、最盛期の肉体を取り戻したジェントルメンーーヤングメンが、読仙社の本拠地を襲撃。組織を壊滅状態に追い込まれたおばあちゃんは、話し合いによる解決を主張する読子に、ジェントルメンへの伝言を託す。“約束の地”で待ってるわ、と。

    R.O.D -第九巻-
  • R.O.D -第十巻- 外伝

    神保町のビルで極貧生活を送っていた読子のもとに、ジョーカーのからの指令が届く。それは大英図書館から持ち出された本を奪還するため“女子高生”として私立サン・ジョルディ学園に潜入せよ、というものだった。画期的な文体で話題騒然となった長編番外編!

    R.O.D -第十巻- 外伝
  • R.O.D -第十一巻-

    ファウストが知る不老不死の秘術を求め、約束の地へと向かうジェントルメン。それを迎え撃つべく決意を固める王炎と五鎮姉妹、そしておばあちゃんたち。各陣営の思惑が交錯する中、並行して描かれる読子と恋人ドニーの出会いの物語。最終決戦直前!!

    R.O.D -第十一巻-
  • R.O.D -第十二巻-

    欧州の支配者ジェントルメンと、中国の魔女チャイナ。崑崙では二人の超人の戦いが続いていた。戦いを最中、さらなる進化を遂げたジェントルメンは、王炎に本に封じ込められたファウストの解放を迫る。王炎が苦悩する中、ついに読子が“約束の地”へと舞い降りた!

    R.O.D -第十二巻-

COMMENT

応援コメント

内藤泰弘

待ってたぜ…!! アンタが書かなきゃリードできないし俺らダイする事になっちまう…!!

三上延

読者の一人として思う。良かった! 待ってて良かった!

和月伸宏
『R.O.D』は本当に"愛されている"作品なんだと思います。

アニメの脚本やシリーズ構成で活躍している様子を拝見して「お仕事忙しそうだなぁ。続刊はもう少し先になりそうだなぁ。」と、呑気に構えていたら光陰矢の如しで何と十年(笑)。いや、笑い事じゃないですよ。十年待たされる身にもなって下さいよ。読子、はるかに年下ですよ(泣)。でもこれ、作り手の身になって冷静に考えると"十年も待ってもらえる"ってとんでもなく凄いです。普通は読者に見捨てられるか編集部に切り捨てられるかのどちらかで再開なんてまず無理なのに。人気作というだけではこうはならない、『R.O.D』は本当に"愛されている"作品なんだと思います。続く十三巻も楽しみに(出来れば一年以内の刊行を期待して)待ってます!

FromEditors
丸宝行晴

原点にして最高峰、最後方! 2000年に創刊したスーパーダッシュ文庫。その創刊第一号の出版が『R.O.D』だった。スタートダッシュして、ジャンプして、ゴールするのはやはり、倉田英之だあ。ええ、信じていました! 信じていましたとも! 待ってました!そして、大団円も信じていますとも! 最近、上司から『最新刊から10年。すごいなあ。ところで、その間、担当は何をしていたんだ? 』と聞かれ、『ううう、実は最近まで私でしたあ』と小さな声で答え、『私が無能でしたが、あれこれ10年間、秘策を持って、必死の催促や追い込み、 お願いはしていましたよ!』と大きな声で答えました。私が担当していた当時、編集部に『ライターの倉田です』と電話がくると、『いえいえ、作家の倉田先生ですね』と毎回、お約束で返していたことを思い出す。『R.O.D』が上がったよ、といろんな人に話したら、ほとんどの人が『嘘だ!』と言った。原稿があがること自体がニュースになる作品が、今いくつあるだろうか?アニメの時は、一言だけでも声優で参加希望(笑)。『やったー』とか。発声練習しておきます。亡くなった松智洋先生が「倉田先生は天才です。新刊は是非読みたい」とおっしゃっていたことをお伝えします。